PROJECTS

就業システム・組織戦略開発サービス

OSAKAしごとフィールド

期間:2017.5.1〜現在

テーマ:就業支援

クライアント:大阪府

http://shigotofield.jp/

概要

2017年より、大阪府の総合就業支援施設 OSAKAしごとフィールド事業を受託し「全国で一番信頼される就業・人材確保支援サービス」を目指し、大阪府や連携機関と協働しながら課題解決に取り組んでいます。社会環境の変化、求職者・中小企業のニーズを的確に掴む中で、時代のニーズに合った就業支援施設の理想の在り方を模索し、公共サービスの先駆的モデルとなるよう尽力しています。

施設が提供しているサービス内容

キャリアカウンセリング / セミナー・イベント / ハローワークコーナー / 空間・PC利用 / ワンポイントアドバイスコーナー(書類添削・面接練習、資格取得や職業訓練に関する簡単なアドバイス) / 働くママ応援コーナー(お子様同伴の施設利用) / 一時保育利用

背景

大阪府では、2013年9月に総合就業支援施設「OSAKAしごとフィールド」を設置し、若者、女性、中高年齢者、障がい者等の就業を支援するとともに、中小企業の人材確保にも取り組んできました。しかしながら、就職を希望しているのにも関わらず就職につながらなかったり、就職をしても継続して就業できない求職者は後を絶ちません。また、人口減少社会において中小企業における人材不足は深刻な問題となっています。特に「製造」「運輸」「建設」業界の人材確保は喫緊の課題です。

そこで、OSAKAしごとフィールドは、そのような社会環境の変化や中小企業のニーズを的確に把握し、新たな政策課題に対応する支援策を研究するとともに、先駆的に課題解決に取り組むために2017年5月に大幅なリニューアルを実施しました。

実施内容・成果

IT化による業務のスリム化

限られた事業予算の中で、抑えられるコストを削減しより本質的なサービスへリソースを投下するため、ITツールを利用した情報管理や予約システムの導入でコミュニケーションコストを削減しました。

リブランディング

「就活はじめたみんながいく場所」として府民に認知され、 「企業と人が出会う場所」になるようOSAKAしごとフィールドのブランドを再定義。それにともなった、広報ツールやコンテンツを展開しています。

「全国で一番信頼され、感動・応援される行政サービスの先進モデルになる」宣言とともに打ち出した集合写真

空間リノベーション

年齢や状況問わず誰もが気軽に足を運び集える空間として「公園」をコンセプトに、芝生や大きなベンチを設置したりと求職者の気持ちが前向きになる空間へリノベーションしました。中央の芝生エリアでは公開セミナーや企業と出会える企画が実施されており、その場で参加することも可能です。そこでの思いもよらない企業との出会いや、施設の賑わいを演出しています。

コンテンツ「はたらく学校」のスタート

国語、算数などの学校の教科になぞらえた「働くための授業」として特別企画・講師で展開するセミナーを実施しています。就活スキルアップのための恒常セミナーとともに、求職者ニーズの充足強化に取り組んでいます。

過去に開講した「はたらく学校」の授業

プロカメラマンが実践&撮影します!「履歴書写真のススメ」


企業が最初に目に入るポイント「履歴書写真」における印象づくりを、プロカメラマンが実践レクチャー。OSAKAしごとフィールドの芝生ひろばが撮影スタジオに変身し、参加者の中から選ばれたモデル数名がシミュレーション。その他の参加者も自身のスマートフォンを使い、レクチャー前後の変化を感じていただきました。ちょっとした工夫で生まれる明らかな差に、拍手が起きるシーンも。(講師:HALETOKE GRAPHY 代表 其田 有輝也氏)

言語を使わず想いを伝える? !「しゃべってはいけない面接練習」

DEAF(聴覚障がい者)がナビゲーターとなり、「無言語空間」でおこなうコミュニケーションプログラム「DENSHIN」とのコラボワークショップ。面接や職場で活きる「伝える」と「分かる」の本質を体験します。参加者は、声を使えない・音声が聞こえないという非日常の環境と、就職活動にまつわるストーリーの中で、さまざまなコミュニケーションゲームに挑戦。終了後、いつもより表情豊かに会話が弾んでいる様子が印象的でした。
(講師:株式会社サイレントボイス 桜井 夏輝氏、岡本 かおり氏)

広報イベント

はたらく学校文化祭(2017年度〜2019年度)

終日または複数日程に渡り、科目になぞらえた分野のプロフェッショナルを先生としてお招きし、授業(講義やワークショップ)を開講するイベントです。期間中、毎年掲げるテーマ・ターゲットに合わせた複数のセミナーを実施し、就労意欲を促進。OSAKAしごとフィールドの広報も兼ね、同時期に実施する職場体験やマッチング会などへの誘導も行い、参加者の就職決定へと繋げました。
詳細はこちら

Life is Beautiful(2017年度〜2019年度)

スペシャルゲストによるお悩み相談、メイクレッスン、フリーマーケット、料理教室、モデル、ドクターなど、さまざまなプロをゲストに、理想の働き方やライフスタイルを考えるセミナーや、体験型セミナーなどを実施。潜在求職者の掘り起こしと、若年無業女性の就業意欲促進を図りました。

開催したセミナー(一部抜粋)

・人気ビューティー系YouTuber 佐々木あさひのメイクレッスン
・ゆうこす流!毎日を楽しむための本当のモテレシピ
・宵待ち相談室(世の中が眩しすぎて困っています)
・よいこのための悪口メーカー 原田ちあきの「明日もかわいく生きようね」
・オンナやったら全員聞いて!「ガントーーク!」
・シングルマザーFPが教える「明日から使えるカンタン家計術」

レモンスカッシュを飲みながらキャリアチェンジを考える夏(2019年度)

売り手市場や大企業志向によるミスマッチ、3年以内の離職、家庭との両立、子育て層の再就職難など、転職市場におけるさまざまな課題を求職者向けに変換したテーマを展開するトークイベント。キャリアチェンジを経験した16人をゲストに迎え、多様な転職エピソードや「働くことや変わること」に対する価値観を伺うことで、転職活動における自分自身の考え方を見つめ直し、ミスマッチによる早期離職防止、大企業志向で転職活動を続ける若年求職者の志向や希望業種の拡大を図りました。
詳細はこちら

「スキな業界でメシを食う」を考える3日間(2020年度)

就活を進める中でぶつかる「好きなことを仕事にする」ことについて、学び・考える機会を提供するためのトークイベントを開催しました。。数ある「◯◯好き!」の中から、ゲーム・鉄道・動物・子どもの4つをピックアップし、それぞれの業界で活躍中のゲストを招き、参加者からの素朴な疑問を投げかけました。
詳細はこちら

はたらく学校 夏やすみ Career Break&through(2021年度)

コロナ禍となった2021年度は、急激な社会変化の中で現状を突破し、無理なく働き続けるためのヒントをお届けするトークイベント「はたらく学校 夏やすみ Career Break&through」を実施。「キャリアブレイク&スルー」をテーマに、多様な働き方を経験したゲストや各分野の専門家からお話をを伺いました。
詳細はこちら

カリスマキャリア相談室(2022年度)

2021年より新型コロナウィルス感染症が拡大する中で、OSAKAしごとフィールドは就職活動をオンラインでサポートすることを強化してきました。2020年度よりオンラインキャリアカウンセリング事業が開始することに伴い、それぞれの分野でキャリアを切り開いてきたゲストを招いての相談もできるトークイベント「カリスマキャリア相談室」をオンラインにて開催。事業の認知向上に繋げました。
詳細はこちら

オンライン就活

新型コロナウィルス感染症拡大に伴い、以前から実施していたセミナーのオンライン化を加速させました。

セミナーのオンライン化

2021年度より緊急事態宣言発令に伴う来館サービス休止時や遠方からゲストに登壇いただく際には、オンライン動画でセミナーを配信。それ以外では、「会場参加」「ライブ動画視聴」「アーカイブ動画視聴」を組み合わせた参加方法を用意するなど、任意の方法で参加ができるようオンライン化を行いました。
※一部セミナーはOSAKAしごとフィールドオンラインコンテンツ「リビングルーム」よりご覧いただけます。

自宅でできる就活しよう「リビングルーム」

コロナ禍・IT化の情勢を踏まえ、Web上でのサービス利用をできるよう、「自宅でできる就活しよう」をコンセプトにしたオンラインコンテンツを公開。過去に実施したセミナー動画や、就活に役立つ記事の配信を行っています。

配信コンテンツ(一部抜粋)

・【例文・添削あり】不利な状況でも会ってみたい!志望動機・自己PR欄
・待った!その書類で本当に大丈夫?!応募書類でありがちな間違い
・前向きに楽しい日々を暮らしたい「繊細さんあつまろ〜!」
・自分をチューニングする30分「自己分析講座」

詳細はこちら

広報・プロモーション

Webサイト・SNS

パンフレット

プロモーションポスター(計11種類)※一部紹介

業界魅力発信記事

対象者別LPサイト・SNS広告

マッチングイベント

就活ビアガーデン

若年者(2019年大学卒業予定者~概ね39歳以下)を主なターゲットとした、400人規模で開催する新感覚のビアガーデン型合同企業説明会です。開放的なビアガーデン会場内で、企業PRタイムをおこなったり、若者と企業がドリンクやフードとともにコミュニケーションをおこなうことで、互いの志向や人物像・企業像を相互理解し、ミスマッチの少ない効果的な交流をねらいました。
詳細はこちら