Hanako Kawasaki
ニューパブリック開発室
協働事業開発ディレクター
(中途入社)
前職では、照明メーカーで店舗やオフィス空間の照明提案に携わっていました。転勤の辞令をきっかけに転職活動を始めた頃、SNS広告でハローライフを知りました。これまで働いてきた中で自分が一番やりがいを感じていたのは、「あなたに頼んでよかった」「一緒に仕事ができてよかった」と直接言ってもらえた瞬間でした。それまでのキャリアの延長線上ではなく、数字の達成感とは違う、人と喜びを分かち合える仕事をしたい—。HELLOlifeは社会課題に取り組んでいる団体でありながら、Webサイトがわかりやすく、おしゃれでユーモアもある。そんな雰囲気に惹かれ、応募を決めました。

入社してすぐ、不登校の子どもたちを支援する「はたらくフリースクール」を担当することになりました。建築業界で限られた属性の大人としか関わってこなかった私にとって、子どもや保護者との面談は未知の世界でした。しかも事業は立ち上げ初年度。法人としても、不登校経験者のキャリア支援はしていても、不登校支援そのものに取り組むのは初めてのことです。今でこそ効果検証を重ね、自信を持って取り組めるようになりましたが、当時は「本当に子どもたちのためになっているのか」と自問しながら、一つひとつを積み上げる日々でした。特に心に残っているのは、ある男の子の変化です。初めて会ったときは無表情で相づちもほとんどありませんでしたが、プログラムを通じた他の参加者や大人との出会い、家庭でのチャレンジを重ね、半年後に再会した時には、自分から周囲に話しかける姿を見ることができました。最終的に学校生活へ戻っていく姿を見て、「人はこんなふうに変われるんだ」と実感できたことは、大きな支えになりました。

正解のない問いを面白がりながら、新しい価値に出会える仕事です。子どもたちと向き合う中で、私自身の世界の見え方も少しずつ変わってきました。もともと 社会課題に関心はありましたが、きっと私は「生きづらさが見えなくてもいい世界」にいたんだと思います。これまで見えていなかった「生きづらさ」や働き方の前提があったことに気がつきました。HELLOlifeは、効率のために利用者を機械的に線引することはありません。一人ひとりの人生を想像しながら、あえて生産性や売上を求めない実験的な取り組みにもチャレンジしています。数字では計れない価値を追うHELLOlifeに、ちょっとわくわくしています。また、お笑い芸人やYouTube、介護・育児関連の制度まで、幅広く自分の興味を仕事に結びつけられたり、社会や構造について話せる同僚がいるのもうれしいですね。考えることや変化を面白がれる人なら、きっと相性のよい仕事だと思います。
