Masaki Mori
施策マネジメント室
組織戦略プランナー
(中途入社)
地元を離れて転職活動を進めていた時に、検索サイトで「大阪 ハロー」と入力して、偶然みかけたのがハローライフの求人記事でした。本当はハローの後に「ワーク」まで検索するつもりだったんですが、予測変換が上手く反応しなかったんです(笑)。前職時代の私は組織の人事担当部署で勤務しており、労務管理として職員の皆さんに画一的な働き方をお願いする立場にいました。今では「働き方改革」の広がりとともに随分状況は変わってきていますが、当時は1人1人の得意・不得意や特性、家庭環境の違いがあるにも関わらず、皆が同じルールで働かなければいけないような風潮が根強く残っており、1人1人をひとつの塊のように管理している自分の仕事に疑問を感じていました。そんな時に出会ったハローライフのビジョンである「誰もが自分らしい働き方・生き方を実現できる社会をつくる」という言葉を目にして、ズドンと衝撃を受けました。自分が抱えていたモヤモヤを解消する扉が目の前に出てきたような気がしたんです。目の前に扉が現れたらのなら、とりあえず開けてみよう、と思い夢中で履歴書を書いた記憶があります。
入社してすぐに前任のスタッフが丁寧に作り上げてきた「ハローライフスクール」を担当することになり、正解も分からず手探りでプログラムを考えている時は、まさに”嵐”でした。専門の資格も持っていない自分達が、就活に行き詰まりを感じて参加してくれている参加者に「良いきっかけ」を与えることができるのかという不安が強かったのを覚えています。スクールでは、毎回スクール生の変容ぶりに心が熱くなります。スクール生は本当に見違えるように自信をもって社会に羽ばたいていきます。私達の仕事は全力で応援することだと思っています。「就活に失敗し続けた日々もスクールに参加するためにあったんだと今なら思える」「生まれて初めて心から行きたいと思える進路が見つかり昨日は眠れなかった」「自分の将来だけでなく仲間の将来を考えるとワクワクが止まらない」スクール生が実際に私達に語ってくれた言葉の1つ1つが宝物であり、また次も頑張ろうと思えるエネルギーです。
〈ずっと上り坂が続く山登り〉のような仕事です。実際の山登りなんて全然しないので詳しいことはよくわからないんですけど(笑)。この仕事は、一人一人そして一社一社の課題に向き合い続けて、社会全体に良い変化をたくさんもたらしていく仕事だと思うんですが、まだそのゴールには誰一人辿り着いていないんじゃないかなと思ってます。ゴールなんてものがそもそもないのかもしれないですし。そういう意味で上り坂ばかりだし、どうせ登るならまだ他の人が足を踏み入れてないような道で行ってみよう、というワイルドでタフな仕事だと思っています。それでも前にすすめるのは、同じ目標を目指すスタッフだけでなく、道の途中で出会った利用者の皆さんや賛同してくださる企業の方々など、一緒に登っていただける方がどんどん増えていっているのを感じれるからだと思います。登る途中にきれいな花を見つければ、より多くの人に「きれいだね」と言うし、おいしそうな実がなっていたのならみんなで食べる。風が強く吹く時にはみんなで凧を上げながら立ち止まるのもアリだと思えるのは、本当にこれまで大勢の人達と一緒に登ってきた道だからだと日々感じています。これからも、よりたくさんの人を巻き込みながら、更に高い場所を目指して進んでいこうとする気持ちを持った人と一緒に進んでいきたいなと思っています。